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ピナ・バウシュ　夢の教室 (2010/独)

Tanztraume

製作	ゲルド・ハーグ / アナヒタ・ナツェミ / サビーネ・ロールベルク
監督	アン・リンセル / ライナー・ホフマン
撮影	ライナー・ホフマン
出演	ピナ・バウシュ / ベネディクテ・ビルエット / ヨゼフィーネ・アン・エンディコット

あらすじ

世界的名声を一身に受けながら他界した、不世出の舞踏振付け家ピナ・バウシュ。彼女はその求める舞踏のカタチを最大限に表現するヴッパタール舞踊団をもち、それを使っての演技を世界で披露してきたのだが、一方で65歳以上の老人に作品を提供するなどの実験精神を抱えていた。その新しい試みが、彼女の名声を知らない少年少女による代表作『コンタクトホーフ』の上演である。このフィルムは、バウシュの古き盟友であるベネディクテ・ビルエット、ヨゼフィーネ・アン・エンディコットを指導監督役にすえ、世界の舞踏家たちの垂涎の的ともいえる『コンタクトホーフ』の完全上演へ若者たちをみちびく過程を追うものである。〔89分/HD〕 (水那岐)

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★4	とびっきり美しい映画。嗚咽号泣を強いられる瞬間が複数ある。この感動は『ベルリン・フィルと子どもたち』以上に『１００人の子供たちが列車を待っている』に近い。稽古シーンで緑のドレスをまとっているジョイという少女はエル・ファニング的透明感の持ち主で、撮影者も編集者も彼女の虜になっている。 (3819695)	[投票]
★3	愛玩と制裁。平静と激情。ありとあらゆる地上の官能を白日のもとにさらけ出し、上品な大劇場の舞台上にぶちまけるバウシュの舞踏『コンタクトホーフ』は確かに傑作だ。それが少年少女の伸びやかな肢体をもって演じられるのは見ものには違いないが、一応の完成を見るまでの軌跡では、予想済みのことながら未熟といううらみがあった。あまりにも惜しい。 (水那岐)	[投票]

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4点	2人	**
3点	3人	***
2点	0人
1点	0人
計	5人	平均 ★3.4(* = 1)

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