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演劇1 (2012/日=米)
製作 | 想田和弘 |
監督 | 想田和弘 |
撮影 | 想田和弘 |
出演 | 平田オリザ |
あらすじ | 現代口語による会話劇という形式を確立した劇作家・演出家の平田オリザと彼の劇団「青年団」を追ったドキュメンタリー。彼らの本拠地「こまばアゴラ劇場」の稽古風景。台詞のスピード、トーン、間合い、一言一句に平田は指示を出し、執拗に同じシーンが繰り返される。そこに抽象的な表現は存在しない。中高生を対象にしたワークショップで実践的に演劇の楽しさを体験させ、教職員に向けてはイメージの共有と演じることの本質について語る。劇団経営では団員やスタッフとダイレクトに向かい合い細かな雑事までこなす。そして、同時多発会話劇「火宅か修羅か」の舞台裏から本番風景で映画はクライマックスを迎え、サプライズで幕を閉じる。(172分) (ぽんしゅう) | [投票] |
写っているのは、演劇とは何かなどという「抽象」ではなく、執拗な「反復」という行為と、素材に徹する役者たちによって、「現実」のような嘘としての芝居が捏造される現場と、その仕組みを維持運営するために奔走する「現実」としての現実のあわいの面白さだ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
シーンが充実している。面白がれるポイントが常に多重的に仕込まれている。というのはまずこれが劇世界の創造現場=現実が多重化する地点を扱っているためで、それが同時に零細企業経営の物語としても語られるのだから、なるほど優れた企画である。ラストシーンが無性に感動的。志賀廣太郎は千両役者だ。 (3819695) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 3人 | 平均 | (* = 1)
POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう) | [投票(17)] |
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