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火 Hee (2016/)

Hee

[Drama]
製作総指揮奥山和由
監督桃井かおり
脚本高橋美幸 / 桃井かおり
原作中村文則
撮影ギンツ・ベールジンシュ
音楽鹿野洋平
出演桃井かおり / 佐生有語 / 藤谷文子 / クリス・ハリソン / ブライアン・スタージェス
あらすじロスアンゼルスの精神科クリニック。初老の娼婦あずさ(桃井かおり)は、医師の真田(佐生有語)を前にして話し続けていた。あずさは、幼いころに火事で両親を亡くしたという。数年後、彼女はある事件の容疑者として精神鑑定を受けるために、刑事(ブライアン・スタージス)に連れられて再び真田の前に現れた。いじめられた子供時代、早熟だった10代での体験、アメリカで知り合った夫(クリス・ハリソン)との生活。饒舌な話は時に激しく、時に空疎に続く。この女の話しは本当なのか嘘なのか、病んでいるのか、いないのか。独白は真田を無視するかのように続く。中村文則の短編を原作に、桃井かおりが自ら主演・脚本・監督した第2作。(72分) (ぽんしゅう)[投票]
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全2 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5「停滞」が画面を支配する。本来、告白は物語を転がす推進力のはずだが、この女の独白をまえに時間は停止する。女がしゃべり続けているあいだ、物語は閉じられた時空をぐるぐると自転する。まるで、ずっと止まったまま空回りしていた60余年の女の人生のように。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★2演出家桃井は役者かおりを統御し得たかと言うことだが、この初老の売春婦の自己語りから何ひとつ内実は見えてこない。あるのは彼女のカビ臭い演技プランを垂れ流す「桃井かおり」以上でも以下でもない。反復ギミックやドライな語り口など演出は買う。 (けにろん)[投票]
Ratings
5点1人*
4点0人
3点1人*
2点1人*
1点0人
3人平均 ★3.3(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)[投票(17)]
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