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四畳半物語 娼婦しの (1966/日)
| 製作 | 小倉浩一郎 |
| 監督 | 成沢昌茂 |
| 脚本 | 成沢昌茂 |
| 原作 | 永井荷風 |
| 撮影 | 鈴木重平 |
| 美術 | 鈴木孝俊 |
| 音楽 | 杵屋花叟 |
| 出演 | 三田佳子 / 野川由美子 / 田村高廣 / 露口茂 / 三島ゆり子 / 木暮実千代 / 遠藤辰雄 / 岡崎二朗 / 進藤英太郎 / 浦辺粂子 / 東野英治郎 |
| あらすじ | 大正期の待合の娼婦しの(三田佳子)は情夫で車夫の竜吉(露口茂)が町で見つけ連れて来る客の相手をしていた。ある日、しのはある客(田村高廣)にひと目で強く惹かれてしまう。吉岡というその客は旗本くずれで職もなくスリで食いつなぐ男だった。しのは竜吉に隠れて、そんな吉岡と情を交わすようになる。待合に集う男と女の悲喜劇を描いた永井荷風原作「四畳半襖の下張」の一編を名脚本家成澤昌茂が脚色/監督した愛憎のドラマ。(89分) (ぽんしゅう) | [投票] |
| これは素晴らしい！成沢昌茂の監督作はどれも良いけれど（５本しかないが）、中でもこれは、畢竟の傑作だ。ほゞ、全編ワンシーンワンカット。短いカットは一二回しかない。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
| 全編に渡る流麗なワンシーン・ワンショット演出に見とれる。特に昭和の廃屋から大正期の待合(この家屋が裏の主役)へタイムスリップし、そこに現れた女(三田佳子)の所作と会話を追いながらオフスクリーンの声の主(田村高廣)と同衾に至る導入部は圧巻。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
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