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赤線飛田遊郭 (1975/日)
[Drama]
製作 | 伊地智啓 / 栗林茂 |
監督 | 西村昭五郎 |
脚本 | 宮下教雄 |
撮影 | 山崎善弘 |
美術 | 徳田博 |
音楽 | 小杉太一郎 |
出演 | 片桐夕子 / 星まり子 / 花上晃 / 谷文太 / 益富信孝 / 丘奈保美 / 大山節子 / 南寿美子 / 八代康二 / 堺美紀子 / 高山千草 / 高橋明 / 影山英俊 / 小泉郁之助 / 坂本長利 / 近江大介 / 森みどり |
あらすじ | 昭和13年、大阪。松島遊廓からつや子(片桐夕子)が姉の加代(星まり子)が働く飛田遊郭の第三寿楽に移籍してきた。姉妹の母親は娘の金をあてにして若い男と遊びまわるだらしのない女。母親のいいなりに金を渡してしまう加代は借金がかさむばかり。そんな姉を監視するために妹はやってきたのだった。勝ち気で廓から抜け出すためにバリバリ稼ぐ妹は、母親や男の言いなりに金を貢いでしまう気弱な姉に苛立っていた。そんなおり、地元の組といざこざを起こし服役していた姉・加代の男・清吉(益富信孝)が出所してくる。廓の女たちの悲哀を描く西村昭五郎監督の日活ロマンポルノ。(62分) (ぽんしゅう) | [投票] |
身の不遇を逆手に居直る片桐夕子(23歳、初々しい)と、成るがままに流される星まり子の娼婦姉妹。正反対のようで強いられた“健気さと切なさ”のありようは同じ。片桐の花の髪飾りを始め画面に溢れる赤色も印象的。62分の小品ながら珠玉の短編小説の味わい。 (ぽんしゅう) | [投票] |
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