[あらすじ] パーマネント・バケーション(1980/米)
家もなく学校にも行かず仕事もない16歳のアロイシユス・パーカー(クリス・パーカー)。彼は社会に順応できない様々な人々との奇妙な出会いに流れ入り、またそこから流れ出ていく。ロートレアモン、女友達のリーラ、窓の下のサキソフォンの男、廃虚となった生家、兵士、精神病院、母、スペイン語の歌を叫ぶ傷ついた少女、ニコラス・レイの『バレン』、ポップコーン売り、ドップラー効果の黒人ジャンキー、現実にいるサキソフォンの男、盗難車に手紙、そしてフランスの青年。そんな彼の2日半に渡る若き放浪生活を描いた物語。ジム・ジャームッシュ初長篇監督作で、もとは彼の大学院の卒業製作だったが、製作に授業料をつぎこみ卒業を仕損なったといういわくつきの処女作。
(tacsas)
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