[あらすじ] 四つの恋の物語(1947/日)
「恋」をテーマにした4監督による4話オムニバス。豊田四郎監督「初恋」:高校生の正雄(池部良)とその家に同居することになった少女・由紀子(久我美子)との淡い初恋。/成瀬巳喜男監督「別れも愉し」:美津子(木暮実千代)は、同棲中の有田(沼崎勲)が新しい生活に踏み出したいと思っていることを知り…。/山本嘉次郎監督「恋はやさし」:劇団の役者・金ちゃん(榎本健一)とナミちゃん(若山セツコ)のシャイな恋の駆け引き。/衣笠貞之助監督「恋のサーカス」:サーカスで空中ブランコの転落事故が起きる。裏にはブランコ乗りのペア(河野秋武、浜田百合子)の愛憎が…。[111分/モノクロ/スタンダード]
この年に起こった東宝の第二次労使争議の影響で、スター俳優たちが退社して新会社・新東宝を設立したため、東宝は残った監督陣とB級スターだけでやっていく必要が生じた。オムニバス形式としたのは、ベテラン監督たちによって手っ取り早く1本仕上げなくてはならないという事情があったためらしい。
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