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[あらすじ] 霧の子午線(1996/日)

ちぎり絵作家の八重(吉永小百合)は、難病クローン病に冒され、幾度かの検査ののちに親友の新聞記者、希代子(岩下志麻)の住む函館に移住した。彼女らは安保闘争をともに戦った無二の同志だったのだ。だが、楚々としてどこか儚げな八重の魅力は、希代子の息子で母とうまく行っていない光夫(山本耕史)ばかりか、希代子の後輩記者で恋人でもあった耕介(玉置浩二)をも虜にしていた。そんな八重のことを友情ゆえに看過しようとする希代子だったが、八重が光夫に、希代子から口外を禁じられていた彼の父親の名を告げたと知ったとき、彼女は激昂するのだった。〔東映/106分/カラー/ワイド〕
(★1 水那岐)

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