[あらすじ] 誘惑のアフロディーテ(1995/米)
産れたばかりの養子を向えたワインリブ夫妻。今の生活に不満などないはずの彼等だったが夫婦生活は下降線。出会った頃の絆も薄れるばかり。アマンダ(ヘレナ・ボナム=カーター)は画廊の仕事に忙しい。スポーツライターのレニー(ウディ・アレン)は彼女の仕事関係の友人達に付き合うのも辟易。二人の溝は深まるばかり。そんな所からレニーは息子マックスの実の母親はどんな女性なのか興味を抱いていく。成長するに従って頭脳明晰、容姿端麗と素晴しい素質を見せるマックス。当然母親も素晴しい人物に違い無い。しかしマックスの実母は娼婦であった。その真実を知ったレニーは信じられない思いにショックを受けるが、娼婦レズー(ミラ・ソルヴィノ)の人柄を知るにつれ彼女にどんどん惹かれて行く。ウディ・アレンの胸のうちをギリシャ神話になぞった形で物語中の随所随所に挿入される風刺的なコロス(合唱団)の挿話が映画に深みを与えている。
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