コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] オクラホマ・キッド(1939/米)

1889年米の西部オクラホマの‘一斉入植’が大統領令で認められた。先住民に払う賠償金が列車で到着。駅馬車に積み込まれる。それを凝視している男がいた。マッコード(ハンフリー・ボガート)だ。そしてマッコード一味は駅馬車を追い、山間で襲撃。賠償金の銀貨袋を強奪する。しかし、1人の男が山の上からその一部始終を見ていた。彼は一味の逃げ道に先回りして、藪の陰から襲撃する。地の利不利とみて一味は逃げ去り、彼はまんまと銀貨袋を手に入れた。その男こそ早撃ちガンマンで有名なオクラホマ・キッド(ジェームズ・キャグニー)だった。(まだまだ続きます)
KEI

‘一斉入植’の前夜はダンスパーティだった。そこには、この地で銀行を開業しようと思っているジョン・キンケイドと息子ネッド(ハーベイ・スティーブンス)、判事のハードウィック(ドナルド・クリスプ)と娘のジェーン(ローズマリー・レーン)がいた。ネッドとジェーンは恋仲で、真っ先に踊った。そこへ現れたオクラホマ・キッドが輪に入って来る。ネッドはキッドの事を知っている様子だった。キッドはジェーンと1回踊って去って行く。ジェーン―誰なの?「オクラホマ・キッドだ」―楽しそうな人ね。

ダンスパーティの大焚火の向こう側で、マッコードが一味とひそひそ話、「監視が手薄になったら、馬で抜け出し、夜中に一番いい所に杭を打ってこい。」

翌日はダンスパーティ(所謂 ランドラッシュ)の日だ。号令と共に何百、何千という馬車、人が我先にと荒野を駆けた。キンケイドが目を付けていた場所に来てみると、マッコードがいた。ネッド「我々の前には誰もいなかったのに、どうして?」「知るか!杭を見ろ、ここは俺の土地だ。ここで酒場を開く予定だ。マッコードの土地と認めると、サインしろ」「争っても仕方がない。我々は向こうの土地にしよう。」と、キンケイドはサインした。

入植者たちが次々と土地を確保し、地面をならし、家を建て、町が出来て(タルサ市:現州第2の都市)、そして数年が経った。

キンケイドは銀行を開業し、マッコードは酒場と賭博場を建て大繁盛していた。その金力にものを言わせて、町長も保安官も味方に付け、今この町はマッコードが牛耳っていた。発砲、殺人、強盗が絶えない町になっていた。キンケイドと判事は町を変えたいと、町長選挙を実施、キンケイドは町長になりネッドは保安官になった。が当然マッコードは復讐の機会を狙っていた。

一方キッドは山の向こうで、メキシコ人一家の居候になっていた。ある日新聞を見ると見出しに、「キンケイド町長、政敵を殺害。目撃者はマッコード」と有った。キッドは、即座に馬に飛び乗り、町を目指す。

キッドは町長を救い出せるのか?しかし、新しい罠が次々と仕掛けられていた。そして、キッドの正体は如何に? ジェーンとの関係も気になる、85分。

(評価:★3)

投票

このあらすじを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。