[あらすじ] 土俵祭(1944/日)
明治初年。相撲が「時代遅れ」と風当たりが強くなっていた頃。竜吉(片岡千恵蔵)は西の小結・玉ヶ崎(羅門光三郎)に弟子入りしようと部屋を訪ねたところを夫婦喧嘩に出くわし、失望して東へと向かう。東の部屋では大綱関(山口勇)が、タニマチに八百長を頼まれ、その話に乗ろうとして諌められていた。彼の下に付き、四股名も「富士ノ山」とつけられた竜吉だが、荷物運びなどに終始する毎日であり、大綱の叱られた憂さ晴らしに痛めつけられるような日々を送っていた。そんな彼を親方の娘・きよ(市川春代)は慰めるが、富士ノ山は「富士はいつも頭を下げず、どっしりと構えているものだ」と答えるのだった。〔82分/モノクロ/スタンダード〕
(水那岐)
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