[あらすじ] 暴力の街(1950/日)
埼玉県本庄町。ここはヤクザが横行する恐怖に支配された町であった。公安委員会の宴会に出席した新聞記者たちは、警察のお偉方までもがヤクザに丸め込まれていることに怒り心頭に発していた。そのひとり、北記者(原保美)は東朝新報にそれを書き、司法保護委員を務める暴力団長・大西(三島雅夫)に怒号を浴びせられ、殴打された。それを聞いた親友たちは北に協力しようとするが、北家を訪れた川崎記者(池部良)は、家人がヤクザの執拗な脅迫に怯えながら暮らすのを見るのだった。若い記者たちに協力する青年団の地道な宣伝活動は、やがて町民の大部分を動かし、新聞社によって全国に賛同者を呼んでゆく。〔112分/モノクロ/スタンダード〕
朝日新聞浦和支局の「暴力追放キャンペーン」をめぐる暴力団の実際の妨害をもとに、東宝大争議のスト妥協条件の資金より製作された作品。東宝、大映、松竹などからキャスト・スタッフが結集し創りあげられた。
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