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[あらすじ] 華氏911(2004/米)

前作『ボウリング・フォー・コロンバイン』でオスカー受賞。作品は大ヒット。一躍左派の時の人となったマイケル・ムーアの次なるターゲットは? 911テロの実行犯と目されるビン・ラディンじゃあない。誰? そう、世界一の超大国"アメリカ"大統領J・W・ブッシュである。大量破壊兵器は? イラク攻撃とフセイン逮捕してもWTC爆破テロの犯人は?? そんな素朴な疑問を世界中の人々が抱いている今、たった一人の巨漢がユーモアを身にまとい問題の本質を追う。「なぜ911テロ犯人捕まえないの? どうして?」 かくしてムーアの世紀の大追跡が始まった。この作品がそのカラクリを明かす。否、明かされるのか?
のこのこ

ここでマイケル・ムーアについて知っている範囲で書く。

1954年ミシガン州フリントで生まれる。アイルランド系カソリック信仰の家庭に育つ。10代の頃聖職者となるべく決心するが、彼の生来の反逆精神が目覚めさせたのか? 一転大学中退後地元紙で記者として働く。

が、その活躍ぶりに素早く目をつけたサンフランシスコの有力雑誌社に引き抜かれるが社主と記事を巡って大論争。さっさと見切りをつけて退職金を頂き故郷フリントでの地元紙での活動を始める。

そしてそれら資金を集めて自主制作したのがデビュー作にして名作ドキュメンタリーとして名高い『ロジャー&ミー』。 一躍全米中の注目を集め映画祭での賞を多数獲得する。

その後十年間は故ジョン・キャンディ主演の仮想敵国カナダを恐れてバカ騒ぎアメリカ人を初映画化した『ジョン・キャンディの大進撃』。はたまた大企業の偽善を暴きあげる『THE BIG ONE』。 そして日本でも放映されビデオ・DVD化された『THE AWFUL TRUTH』(邦題マイケル・ムーアの恐るべき真実 アホでマヌケなアメリカ白人)をシカゴのローカルTVで放送開始。大反響と絶賛浴び1stシーズンを終え、翌年セカンドシーズンを開始。はたまた国内外問わず高視聴率を上げ軍需産業で儲けまくっているGE傘下NBCでも放送。共和党だろうが民主党だろうが大企業の犬には容赦はしない迫力満点の突撃大取材&大絶賛の元・・・セカンドシーズンで終了を余儀なくされる。

活字媒体でも同様に話題作を発表。96年に「DOWNSIZE THIS!」01年「STUPID WHITE MEN」(この本が空前の大ヒット)、03年「Dude, where's my country」(この著書において我が国のリーダー名指し批判)と怒濤の大進撃が続きます。

2000年大統領選で緑の党のラルフ・ネーダーを応援して、一躍なぜか? ゴアを落選させた男としてヘタレ俳優ジョン・キューザックから言われなき非難を受ける。

そして来るべき問題作『ボウリング・フォー・コロンバイン』で文句なしのドキュメンタリー監督としての地位を確立する。 

と簡単に監督の経歴紹介をしてみました。

まだ訂正する箇所もあると思うので、そう思う方メール下さい。

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