[あらすじ] 讃歌(1972/日)
鵙屋の娘・春琴(渡辺督子)は、9歳にして失明し、その後の才能の開花により17で琴と三味線の大家となり、師匠に寵愛されるに至った。そんな彼女に仕える丁稚・佐助(河原崎次郎)は、食事から入浴・排便に至るまで春琴の身の回りの世話を一手に引き受け、弱音ひとつ吐かなかった。そのうちに佐助は春琴に好かれようと、隠れて三味線の稽古を始める。だがそれは主人にばれてしまい、佐助は解雇されそうになるが、春琴の一言で彼女の稽古に立ち会うことによって許された。だが、その稽古は春琴が佐助をいたぶって愉しんでいるようにも聞こえた。谷崎潤一郎『春琴抄』よりの映画化。〔ATG/112分/カラー〕
(水那岐)
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