[あらすじ] 太陽のない街(1954/日)
大正末期。大同印刷の工場の廻りには、工員たちのボロ長屋が広がっていた。女工の加代(桂通子)は父に労働争議に加わるなと言われるが、姉の高枝(日高澄子)は、数十人の首を切り組合を潰そうとしている会社に屈せない、と父を説得するのだった。加代に思いを寄せる宮地(原保美)も特務班に属し、会社の雇ったやくざらと戦い、無理矢理働かされる徒弟らを救う。女給のバイトを罵られるおきみ(岸旗江)も、団体上層部の密会を警察に知られぬよう見張りを続けるのだ。しかし、数ヶ月にわたり争議に相対する会社側も、仲間割れやカムフラージュの火事によって組合の団結を乱そうとしていた。〔140分/モノクロ/スタンダード〕
チェコスロバキア国際映画祭名誉賞受賞。
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