[あらすじ] Mr.3000(2004/米)
舞台はビール醸造とハーレーの街の球団、ミルウォーキー・ブリュワーズ。かつてはロビン・ヨーント、ポール・モリターら往年の選手が在籍。彼らが記念式典に来ない程、主人公が嫌われていた事もネタになっている。ほかにもホームラン王ハンク・アーロンもプレー。野茂英雄ら数人の日本人選手も映画と同じくプレーした。1969年の球団結成以来、パッとしない成績が続き、近郊のシカゴに比べて人気でも低迷(もちろん都市の規模も違うが)。リーグの球団数拡張に伴い、アメリカン・リーグからDH制のないナショナル・リーグへ編入された。また球場も開閉式の新球場へと移り、映画で主人公がリタイアしていた時期にリンクしている。劇中登場するマスコットは、球場名物ソーセージレースで活躍するホットドッグ君。ほかにブラットワース君、ポリッシュ君、イタリアンソーセージ君がいて、日々愛嬌を振りまいている。映画には出てこないが、遠征にも同行する球団専属のアナウンサーは、『メジャーリーグ』シリーズのハリー・ドイル役ボブ・ウェッカー(彼も野球殿堂入りしている)が永年勤めている。
因に米国の野球殿堂入りには、10年以上の全米野球記者協会会員(BBWAA)の投票、もしくは元選手、マスコミ経験者等で構成されるベテランズ委員会の選出で決まる。BBWAAの基準としては、記録と技術のほかにスポーツマンシップや人格、チーム成績が考慮された上で、1)メジャー在籍が10年以上、2)現役引退後5年を経過、3)前回の投票で5%以上の票を獲得、4)投票総数の3/4以上を獲得、とある。ベテランズ委員会は、これらに漏れた選手や関係者の選出をする。
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