[あらすじ] ヨコハマメリー(2005/日)
「あなた知ってる?横浜メリー」…かつて横浜に、厚い白塗りの化粧と白いドレス姿で街角にたたずむ老娼婦があった。誰が呼んだか、彼女の名は「ハマのメリーさん」。皇后陛下、お化けなどさまざまな異名をとった彼女は、しかし美をことのほか尊ぶ貴婦人でもあった。突然横浜から消えた彼女を追い、以前彼女と会ってことばを交わした数多の人々のインタビューを交えながら、カメラは横浜に生きる彼女の伝説をたどり、その生きた時代を浮き彫りにしてゆく。監督はこれがデビュー作となる31歳の中村高寛。〔92分/カラー/スタンダード〕
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。
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メリーさんは黒澤明監督『天国と地獄』にもちょっと顔を見せているそうだ。興味のある方は捜してみるのも一興だろう。
なお、メリーさん自身は2005年1月、故郷で亡くなっている。謹んで冥福を祈るものである。
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