[あらすじ] 狂熱の季節(1960/日)
スリを働いて鑑別所に収監された明(川地民夫)は、仲間の勝(郷えい治)とともに娑婆に戻り、盗んだ自動車で街に繰り出した。途中で同じく仲間のパンパン、ユキ(千代侑子)と合流した明たちは、彼らの罪を密告した新聞記者柏木(長門裕之)を車で撥ね、一緒にいた女性画家文子(松本典子)を攫って海にむかい、思う存分陵辱する。そして悪びれることもなく無法とジャズへの耽溺の日々に戻った明の前に、ある日文子が現われ、妊娠とそれを意に介さない柏木の愛の不変への恐怖を語る。だが一向に耳を貸さない明に対し、彼女は柏木を「汚してほしい」と懇願するのだった。明に頼まれたユキは柏木を誘惑し、彼の胸の中に入ってゆく。〔75分/スコープ〕
(水那岐)
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