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狂熱の季節 (1960/日)
監督 | 蔵原惟繕 |
脚本 | 山田信夫 |
原作 | 河野典生 |
撮影 | 間宮義雄 |
美術 | 千葉一彦 |
音楽 | 黛敏郎 |
出演 | 川地民夫 / 千代侑子 / 郷えい治 / 長門裕之 / 草薙幸二郎 / 松本典子 / チコ・ローランド / 高山千草 / 深江章喜 |
あらすじ | スリを働いて鑑別所に収監された明(川地民夫)は、仲間の勝(郷えい治)とともに娑婆に戻り、盗んだ自動車で街に繰り出した。途中で同じく仲間のパンパン、ユキ(千代侑子)と合流した明たちは、彼らの罪を密告した新聞記者柏木(長門裕之)を車で撥ね、一緒にいた女性画家文子(松本典子)を攫って海にむかい、思う存分陵辱する。そして悪びれることもなく無法とジャズへの耽溺の日々に戻った明の前に、ある日文子が現われ、妊娠とそれを意に介さない柏木の愛の不変への恐怖を語る。だが一向に耳を貸さない明に対し、彼女は柏木を「汚してほしい」と懇願するのだった。明に頼まれたユキは柏木を誘惑し、彼の胸の中に入ってゆく。〔75分/スコープ〕 (水那岐) | [投票] |
ハードボイルド系ナンセンス落語。本邦ヌーヴェルヴァーグの筆頭格な傑作。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
ヌーヴェルヴァーグ!! (太陽と戦慄) | [投票] | |
これは巧い。乱暴にカメラを振り回しているように見えて、細部の音の演出まで的確。主人公の無軌道な行動には吐き気を覚える面もあるが、彼の無法な躍動性が映画的活気をもたらしているのもまた事実。連続噴射するエネルギー。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] | |
ドライバーが車を経て5万円に化けるような計数感覚が日常の秩序に埋没する即自的性格を扱うと、川地民夫は牛乳、新聞、玉子の生活感の体系に現象する。 [review] (disjunctive) | [投票] | |
よくも悪くも「時代の映画」であり、その当時であれば無軌道であるがゆえの鮮烈な後光を放っていたにしても、「狂気を孕む」効果であったらしいフリージャズと同じく衝撃を欠く。主人公というアウトローへの憎悪は、今となっては「ヤな奴」に対する嫌悪でしかなくなり、保守的常識へのアンチテーゼにはもはやならないのだから。 (水那岐) | [投票] |
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計 | 8人 | 平均 | (* = 1)
POV
スウィングしなけりゃ意味ないね (リーダー) | [投票(2)] |
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