[コメント] 狂熱の季節(1960/日) - 更新順 (1/1) -
ドライバーが車を経て5万円に化けるような計数感覚が日常の秩序に埋没する即自的性格を扱うと、川地民夫は牛乳、新聞、玉子の生活感の体系に現象する。 [review] (disjunctive) | [投票] | |
ハードボイルド系ナンセンス落語。本邦ヌーヴェルヴァーグの筆頭格な傑作。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
よくも悪くも「時代の映画」であり、その当時であれば無軌道であるがゆえの鮮烈な後光を放っていたにしても、「狂気を孕む」効果であったらしいフリージャズと同じく衝撃を欠く。主人公というアウトローへの憎悪は、今となっては「ヤな奴」に対する嫌悪でしかなくなり、保守的常識へのアンチテーゼにはもはやならないのだから。 (水那岐) | [投票] | |
これは巧い。乱暴にカメラを振り回しているように見えて、細部の音の演出まで的確。主人公の無軌道な行動には吐き気を覚える面もあるが、彼の無法な躍動性が映画的活気をもたらしているのもまた事実。連続噴射するエネルギー。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] | |
ヌーヴェルヴァーグ!! (太陽と戦慄) | [投票] |