[あらすじ] 楽日(2003/台湾)
かつては熱気に溢れた数百人は収容できそうな大映画館も、今はすっかり老朽化し客も数人だけだ。上映されているのは傑作活劇『血闘竜門の宿』。スクリーンを凝視する初老の男や幼い少年もいれば、マナーの悪いカップルやパートナーを求め客席を徘徊する男たちもいる。受付係の女(チェン・シアンチー)は、不自由な足を引きずり雑用をこなしながら巨大な館内を巡り、映写技師の男(リー・カンシェン)は、くわえタバコで黙々と仕事をこなす。やむことのない土砂降りの雨の中、過去の栄光を漂わせながらひっそりと閉館を迎える映画館を舞台に、いつか見た映画への賛歌と切ない恋の物語が静かに静かに歌われる。(82分/カラー/ヴィスタサイズ)
( ぽんしゅう)
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