[あらすじ] 禅 ZEN(2008/日)
文殊丸(将来の道元)に生前の母・伊子<イシ>が言う、「お前と一緒に居る時が一番幸せを感じる。だから極楽浄土はここ、この世だと思う。が、この世は争い、苦しみで一杯だ。この苦しみから抜ける道を見つけてほしい」。 そして、成長した道元は1223年中国・宋にいた。山を越え、砂漠を渡り、正師を探す旅だった。ある時、一人の僧・寂円に会う。寂円は道元の親友 源の公暁<クギョウ>にウリ二つだった。彼は源実朝に謀反して既に死んでいた。声をかけたのがきっかけで、いろいろ話をすると、寂円は自分の師の天童山如浄禅師に紹介すると言ってくれた。禅師に会うと、道元はこの人が求めていた正師と覚<さ>とる。(もう少し続きます)
やがて、4年の修行が過ぎ、如浄禅師は道元に嗣書<シショ>を与えるのだった。跡を受け継ぐ者に与える書だ。そして道元は日本に帰ってくる。世は鎌倉時代。京の都は荒れ廃<すさ>んでいた・・・。
曹洞宗の開祖で 北陸の永平寺を開いた道元禅師(著に「正法眼蔵」他)の生涯を描く。127分。
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