[あらすじ] 摩天楼(1949/米)
N.Y.の若き建築家ハワード・ローク(ゲイリー・クーパー)は、流行や既存の常識に捉われず己の信念を貫く主義から、周囲と軋轢を生み仕事に恵まれなかった。ようやく大きな建築プロジェクトを任せられるも、彼に反感を抱く大衆紙バナーの名物コラムニスト、トゥーイー(ロバート・ダグラス)のネガティブ・キャンペーンに遭い、再び大きな仕事を失う。そんな中、バナー紙の社長ゲイル・ワイナンド(レイモンド・マッシー)が執心している美人記者ドミニク(パトリシア・ニール)は、そんなロークの才能と妥協しない信念に惹かれ、やがて2人はお互い恋に落ちるのだが・・・。(114分・白黒)
アイン・ランドのベストセラー小説「水源」を、原作者自身の脚本により映画化。
ヒロインを演じたパトリシア・ニールとゲイリー・クーパーの不倫スキャンダルが発覚し、話題になった作品としても有名。当時、クーパーの子供を妊娠したパトリシア・ニールだったが、クーパー夫人がカトリック信者のために離婚に応じず、やむなくニールは中絶して二人は破局したらしい。
その後、パトリシアはマスコミから悪女のレッテルをはられバッシングに会い映画界から遠ざかるが、60年代にスクリーンに復帰し、『ハッド』(1963/米)でアカデミー主演女優賞を受賞する。
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