[あらすじ] アリラン(2011/韓国)
自作品『悲夢』で主演女優を死なせかけてしまい、さらに協力した才能豊かな仲間に「裏切られた」経験から、映画監督キム・ギドクは映画を撮ることができなくなってしまった。彼は一匹の猫だけを伴い、田舎の一軒家で隠遁生活を送る。寝て起きて、ものを料理して食べ、また眠るだけの暮らしの中で、もう独りのギドクが目を覚ます。彼は映画監督として、期待を寄せるファンへ報いる義務を説く。だが、アリ地獄のような現状に呑まれるギドクの覇気は容易には甦らない。そのうちにさらにギドクの人格は分裂、自己主張を始めるのだった。彼は歌う、全てを解放するアリランのメロディを…。ギドクの実験的なセルフ・ドキュメント。〔91分/カラー/HD〕
(水那岐)
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