背番号｢42｣が大リーグ全球団共通の永久欠番となった史上初の黒人大リーガー、ジャッキー・ロビンソン選手の伝記。人種隔離が｢慣習｣として存在し球場観客席も白人、黒人と別れ400人のメジャーリーガー全員が白人であった1945年秋、ブルックリン・ドジャーズのＧＭリッキーハリソン・フォードは黒人大リーガー誕生を目指し、当時｢黒人リーグ｣で活躍していたジャッキーチャドウィック・ボーズマンをスカウト、傘下の３Ａチームと契約する。翌年、３Ａで抜群の成績を挙げたジャッキーはついに1947年4月の開幕からドジャーズのレギュラーとして出場するが、それは想像を絶する困難な挑戦の幕開けであった…(128分)