[あらすじ] サウルの息子(2015/ハンガリー)
第二次大戦期。ナチスのアウシュヴィッツ収容所に、同朋の死体処理を務めるユダヤ人特殊部隊、ゾンダーコマンドがいた。サウル(ルーリグ・ゲーザ)もそんな呪われた男たちのひとりだ。ガス室に閉じ込められ、為すすべもなく倒れたユダヤ人たちの死体を焼き、彼らの持ち込んだ貴重品を集めるのが彼らの日課だが、サウルは顔も背けず作業に没入していた。だが、彼の息子と思しき少年がここに運び込まれたことで彼の表情は一変する。毒ガスのなかを生き延びた少年は軍医(ジョーテール・シャーンドル)にとどめを刺されたものの、サウルは彼のために聖職者を探して奔走する。息子を正式に埋葬してもらうために。〔107分〕
第68回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。第88回アカデミー外国語映画賞受賞。
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