★5 | 昔懐かしスタンダード画面。カメラはサウルだけを追う。クローズアップ。彼とともに動く。望遠レンズで撮ったかのように彼の周囲はボケている。しかし、観客はそれが何を表わしているのかつぶさに気づく。それは人間が見てはならないものなのだ。 [review] (セント) | [投票(3)] |
★5 | 祝!オスカー受賞。暗いし、重いし、楽しい要素なんて一つもないし、それでもこの映画に出会えてよかったと思います。 [review] (プロキオン14) | [投票(2)] |
★5 | たとえ生きることを諦めた中でも、希望は持てる。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★5 | 淡々と「仕事」に向き合うサウルが息子と対峙してから、目つきが変わる。その強い意志と緊張感にわたしもひっぱられる。息苦しい。ただただ気圧されて息苦しい。 [review] (jollyjoker) | [投票(1)] |
★4 | この世の地獄を見る映画。 [review] (シーチキン) | [投票(4)] |
★4 | 始まって5分もしないうちに、ホロコーストの地獄のどん底に突き落とされる。ホロコースト体験ライド映画。水を溜めた洗面器に、無理矢理顔を押しつけられるような息苦しさがずっと続く。二度と同じ過ちを繰り返さないために目を背けずに見なければならない。 [review] (すやすや) | [投票(3)] |
★4 | このタイプでホロコーストを描いた作品はなかなかお目にかかれるものではない。史実として学び繰り返さないために、トランプ政権が話題になっている今、見るべき映画なのかもしれない。 [review] (deenity) | [投票(1)] |
★4 | ボヤける背景にハッキリと映る惨状。頼む、やめてくれ…。86/100 (たろ) | [投票(1)] |
★4 | 観て吐き気をおぼえた(比喩としてのネガティブな意味ではなくリアルに)。なぜこの映画がハンガリーで作られたのかを調べてハンガリー系ユダヤ人とアウシュビッツとの関係を知った。ゾンダーコマンドについて調べた。諸々調べた。吐き気を止めるために。まだうっすらと吐き気がしている。ただ、この映画に出会えたことには感謝している。 (ロープブレーク) | [投票(1)] |
★4 | 正方形にちかい狭苦しいスクリーンに投影される、これも視野狭窄的な一個人のドラマ。サウルをひたすらに追い続けるカメラは、外側にぼやける惨たらしい光景すらも「我関せず」と見過ごして恥じない。得てして大き過ぎるスケールの惨劇に投入された者は、悪への憎悪や正義の希求ではなくこんな些事にちぢこまる方を選ぶものだ。彼の思いの深さは、それが示されたのちに十分に語られる。 [review] (水那岐) | [投票(1)] |
★3 | 主人公を中心に据え状況を限定的にしか示さない本作の手法は、確かに収容所の閉鎖性と拘束者の思考麻痺を表現して斬新だが、安易な恐怖映画が手持ちカメラの主観ショットを多用するのとどこか似ている。視線の強要は洗脳でもあり観客の想像力も限定してしまう。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | サウル、超頑固笑 宗教観の違いからか余り共感できなかった。火葬の国の人なので笑 そんなことよりサウルの息子登場が早過ぎる。一通りサウルの仕事はこんなのですよ〜って見せてからでしょうが!って思う。あと、サウル視点の際の背景がボケ過ぎ。何の意図かと思う。 (IN4MATION) | [投票] |
★3 | ダルデンヌ兄弟のような撮影に違和感がある。醜い光景を見たくなくでも見ざるを得ない、という生理をやんわり否定しているような品の良さが言外に醸し出され、衝撃を弱めている。 [review] (寒山拾得) | [投票] |