[あらすじ] 禅と骨(2016/日)
80歳を目前に、日本の童謡を題材にした少女の映画化に奔走する京都の禅僧ヘンリ・ミトワ。ドラマとアニメを交えながら、彼の複雑な人生模様にせまるドキュメンタリー。ヘンリは1918年、アメリカ人と日本人の母の間に横浜で生まれた。裕福だった家庭も父が帰国してしまった後、仕送りも途絶え次第に生活は困窮し、特高警察からスパイ容疑者として監視される日々が始まる。逃げるように渡米し現地で日本人の妻をえて子供をもうけるが、第二次大戦が勃発しアメリカ各地の日系人収容所を転々とする。エンジニア、家具職人、茶道、陶芸、文筆、絵と多才な青い目の禅僧の強烈な個性と屈折した執念の源を、複雑な人生と家族との葛藤を通してあぶり出す。(127分)
(ぽんしゅう)
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