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[あらすじ] 真白き富士の嶺(1963/日)

海岸よりの風も吹き寄せる逗子の邸宅。東京への転居の準備に忙しい梢(芦川いづみ)は主人のいない籐椅子を撫でながら、静かに妹・梓(吉永小百合)のことを回想し、昔に思いを馳せるのだった。梓は長い入院期間を終え、逗子海岸に向かっては思い切り波打ち際を疾走し、羽根を伸ばしていた。彼女の病はもはや治すすべもなく、温情をもって医師が自宅療養を奨めたことを知る父親・修平(宮口精二)や梢は、せめて梓によい思い出を作ってやろうと見守っていたのだ。庭で水まきに興じる梓は、表に通りかかった高校生・富田(浜田光夫)の躰を濡らしてしまった。それ以来ふたりは親密になってゆき、梓のもとに舞い込む大量の手紙に梢は驚くのだった。〔99分〕
(★2 水那岐)

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