[あらすじ] 人間失格 太宰治と3人の女たち(2019/日)
つねにスキャンダルに晒され、自殺未遂を繰り返しながらもそのフェロモンで女たちを魅了する昭和の人気作家、太宰治(小栗旬 )。彼の良妻を演じ、愛人たちを呼び寄せる夫の遊興ぶりを「仕事」という言葉で片付ける美知子(宮沢りえ )をよいことに、太宰は作家志望にして美貌までも兼ね備えた静子(沢尻エリカ)を可愛がり、傍におくのだった。そして心のままに寡婦の富栄(二階堂ふみ)までもが、彼の心を共有する女たちの一員に加えられる。進行する病をあざむき享楽の海に浸る太宰に、周囲の文壇関係者の反感も募ってゆく。太宰は彼らに抗するかのように、人間の座を転げ落ちんとする己をモデルに小説『人間失格』の執筆を始めるのだった。〔120分〕
(水那岐)
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