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[あらすじ] ある男(2021/日)

離婚後、息子をかかえ実家の文房具店で働いていた里恵(安藤サクラ)は客の谷口大祐(窪田正孝)と再婚した。無口で影のある大祐だったが人が変わったように明るくなり一家は幸せに暮らしていた。ところが不慮の事故で大祐はあっけなく亡くなってしまう。法事に訪れた大祐の兄(眞島秀和)は遺影をみて「この男」は弟ではないと言い張った。では夫は何者なのか。里恵から身元調査を依頼された弁護士の城戸(妻夫木聡)はいつしか「この男」に自身のわだかまりを重ねて調査にのめり込んでいく。偏見と差別。家柄や出自。社会の深層に沁み込んだ問題があぶり出され"存在することの不確かさ”が露呈する。平野啓一郎の同名小説の映画化。(121分)
(★5 ぽんしゅう)

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