[あらすじ] カミーユ(2019/仏)
中央アフリカ共和国、2014年。写真家カミーユ・ルパージュ(ニナ・ミュリス)はここで死んだ。トラックの荷台に積まれた、5人の死体のひとつとして街に帰ってきた彼女の、死までの軌跡を追うのがこの作品である。2010年代、キリスト教徒とイスラム教徒のあいだに険悪な空気が流れ、中央アフリカは揺れた。民兵組織「セレカ」は暴政を敷き、その非道さに立ち上がったもうひとつの組織「反バラカ」も他者への無慈悲さにおいては変わらず、内戦は激化した。カミーユはここで組織には組せず、第3の立場から写真を撮り発信した。だが、彼女の行動を評価する者もある一方、「誰のための撮影か」と批判する者も確実にいたのだった。〔90分〕
(水那岐)
投票
このあらすじを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。