コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] 虹の世界のサトコ(1952/露)

ロシア、中世。グースリ[ロシアの古代弦楽器]弾きの吟遊詩人サトコ(セルゲイ・ストリャロフ)は諸国を旅し、ボルガ河を遡って来た。そこはノヴゴロド[ロシア最古の町。世界遺産]だった。船を降り、散策する内に町はずれの坂道に出た。そこで水を運ぶ娘、リューパヴァ(アッラ・ラリオノワ)と出会う―あぁ、この人だ。2人は一瞬にして恋に落ちる。その町には富豪の商人と大勢の貧しい人々がいた。グースリを弾いても、民の顔は明るくならない。老人が言う「世界のどこかに、幸福の鳥がいるという。」サトコーそれじゃあ、その鳥を連れて来よう。皆が幸せになるように。よし、俺と一緒に行きたい者集まれ―。(まだまだ続きます)
KEI

その後彼は資金稼ぎの為、富豪の商人組合―そこは宴会の真っ最中―の建物に行く。グースリで歌う♪皆さんの持っているテンの毛皮と蜂蜜で世界中で商売をして、幸福の鳥を捕まえて来ましょう。お金があっても幸せとは言えない。本当の幸せを探してきます♪ しかし反応は、「生意気な奴だ。我々は金も美酒も美しい妻も持っている。充分幸福だ。追い出してしまえ」。

意気消沈したサトコはイリメニ湖の畔で、嘆きを歌うのだった。それを聞いて、水の中から姫が現われる、「歌を聞いてあなたが好きになりました。私は海の帝王の娘です。海底の宮殿で一緒に暮らしましょう」。「それは出来ない。私は幸福の鳥を探さなければいけない。しかし、私には何もないのだ」。

「それでは、明日の夕暮れにこの湖に来なさい。金の魚を獲ることが出来るでしょう」。・・・そして、金の魚を捕え富豪に売るが、まだまだ足りなかった。これでは出発できない、と嘆くサトコの声を聞き、海底で姫は魔法をかける。サトコの目の前の金はみるみる増えて行き、あふれんばかりになる。それを使ってサトコは、3隻の航海用大船を造らせ、様々な準備をすることが出来た。さぁ、出発だ!

その後サトコ一行は、戦争好きな(ヴァリャーグ)国、そしてインドへ行き、ついに幸福の鳥を見つけるのだが・・・。85分

ロシアの伝説(口承叙事詩)を基にしたロシアの作曲家ニコライ・リムスキー=コルサコフの歌劇「サトコ」の映画化。‘53年ベネチア映画祭銀獅子賞。同年、日本劇場公開。

(評価:★5)

投票

このあらすじを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。