[あらすじ] ソウルの春(2023/韓国)
韓国で1979年10月26日に発生した朴大統領暗殺事件の捜査責任者に任命された全斗煥が、その年の12月12日に軍部を完全掌握した「粛軍クーデター」「12・12軍事反乱」とも言われた事件の顛末を描く。朴大統領暗殺後、戒厳令責任者となったチョンイ・ソンミン陸軍参謀総長は、合同捜査本部長となったチョン・ドゥグァンファン・ジョンミンが陸軍内の私的組織「ハナ会」を基盤に勢力拡大するの危惧し、彼に対抗するためにイ・テシンチョン・ウソンを首都警備司令官に抜擢。一方、自らを排除しようとする動きを察したチョンは、逆に参謀総長排除に向けてハナ会のメンバーを集め行動を起こすのだった…(142分)
「ハナ会」について、韓国語で「一」を意味する「ハナ」を名称にして、「一つの心を持とう」みたいな集団。詳しくはウィキペディア等でご覧いただく方がいいですが、簡単に言うと朴大統領が軍事クーデターで政権を握った後に、彼を陸軍内で支えた全斗煥が、自らの同期生の幹部やその候補生を中心につくった私的な集まりで、朴大統領も軍部を引き続き掌握するために容認していたもの、見たいな感じです。
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