[あらすじ] 台風騒動記(1956/日)
その年、富久江町を大規模な台風13号が襲った。町長(渡辺篤)や町会議員(三島雅夫ら)は台風被害の助成金を受け取るべく議論していたが、小学校をぶち壊せば補助金が得られるとの暴論にまで発展した。被災した子供たちの援助に忙しかった妙子先生(野添ひとみ)は学校破壊の暴挙に怒り、代用教員の務先生(菅原謙二)にもその糾弾に協力を願うが、臆病すぎる彼に幻滅するのだった。そして学校取り壊しの日、大蔵省の調査員とおぼしき余所者(佐田啓二)が町にやって来た。町長の妻は見逃してもらおうと酒と料理でごまかそうとする。町会議員は札束を差し出し、芸者を寄り添わせる。だが、その男の正体は…。〔松竹/107分/モノクロ〕
(水那岐)
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