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[あらすじ] 人間の壁(1959/日)

九州の炭鉱町の小学校で新学期が始まった。教師のふみ子(香川京子)は五年生の担任だ。病気の妻をかかえて転任して来た沢田(宇野重吉)や、合理主義者の一条(高橋昌也)が同僚だ。元気に登校してくる子どもたちだが、なかには炭鉱の閉鎖で家計が苦しく学校に来られなくなった子もいた。不況の嵐は教師たちにも襲いかかる。教員数の整理で赤字財政を解決しようとする県の思惑で、ふみ子は同僚の須藤(高橋とよ)とともに退職を勧告されてしまった。県教組の執行委員で、組合内での出世を目指す夫健一郎(南原伸二)は、職場の組合を通じて抵抗するようにふみ子に命じるのだった。原作は石川達三(146分/白黒/シネマスコープ)
(★3 ぽんしゅう)

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