[あらすじ] 武器なき斗い(1960/日)
治安維持法改正に孤軍反対した戦前の生物学者・政治家:山本宣治(やま
もとせんじ:通称:山宣:やません)の生涯。
同志社、京都大で生物学の性科学(性に関するアンケートなど)
の講師をしていた
山本宣治(下元勉)は、京大学連事件(治安維持法初適用)に巻き込まれ、失
職。京都宇治にある山宣の実家(料亭?花やしき浮舟園)
の父(東野英治郎)、母(細川ちか子)、
妻:千代(渡辺美佐子)
の理解のもと、産児制限運動、性教育の講演会講師などをするうち、労働者解放運動
(小作争議など)に身を投じ、小作人きよし(小沢昭一)らを応援し、1928年第
1回普通選挙に当選、労農党代議士になるが・・・。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。
映画を見終った人むけの解説です。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
神田の旅館:光栄館で七生義団の黒田保久二に暗殺される。
ナレーションで触れている事件。
レプセ:ソ連労働組合代表。1925年、日本に来たレプセと 接触しようとした京大学連が治安維持法適用で逮捕。 レプセ歓迎のビラを隠していると山宣の自宅も 刑事(田中邦衛)らに家宅捜索される。
小作争議〜小作人が地主に対し小作料の軽減要求をし、対立、 闘争すること。さまざまな闘争手法があるらしいが、 映画では、小作人側は田植えスト。地主側は小作人の団結切り崩しや、土地所有権に よる立ち入り禁止など、でのギリギリの我慢くらべ。
新潟県木崎村小作争議
共同印刷争議
浜松日本楽器争議
3・15事件
山東出兵
田中義一内閣の望月圭介内務大臣
-------原作小説「山宣」(西口克己著)
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