[あらすじ] 風の丘を越えて 西便制(1993/韓国)
韓国のとある山奥の峠の小屋に、生き別れた姉を探す弟の姿があった。早くに孤児となった姉・ソンファ(オ・ジョンヘ)と弟・トンホ(キム・ギュチョル)は、韓国の伝統芸能・パンソリの唱い手であった義父・ユボン(キム・ミョンゴン)に育てられ、芸を仕込まれていたのだ。しかし衰退してゆくパンソリにこだわる厳格な義父のもとを、弟はついに飛び出していった。それから月日が流れ、見事な唱い手になった姉の消息を尋ねて回る弟の旅は続く。[113分/カラー/アメリカンヴィスタ]
韓国では国民の5人に1人が観たといわれ、「西便制シンドローム」なる言葉が生まれたほどの大ヒットを記録した。また一重まぶたのヒロイン、オ・ジョンヘの影響で、美容整形を受ける女性の数が急減したそうである。ちなみに「西便制」(ソピョンジェ)とは、東便制(トンピョンジェ)と並ぶパンソリの一流派。
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