[あらすじ] サンダカン八番娼館 望郷(1974/日)
女性史研究家の圭子(栗原小巻)はボルネオの港町のサンダカンを訪ねて、かつて、この地にあった日本人娼館の跡を探している。彼女の脳裏に先年、天草で出会った、おさきさん(田中絹代)という年老いた元からゆきさんの老婆が思い出される。彼女は、とてつもないあばら家に住みながら、性格円満で圭子を疑うこともなく過去を話してくれるのであった。そして貧しい家に生まれ、まだ少女の頃にボルネオに娼婦として売られていった、若き日のおさきさん(高橋洋子)の話が展開される…。田中絹代が74年のキネマ旬報賞、毎日映画コンクール賞等、各女優賞を独占した。
(けにろん)
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