[あらすじ] ケラーマン(1971/米)
ソングライターのジョージーは、その名声と成功と反比例して、家族も友人も失い、NYの高級コンドで空虚で孤独な日々を送っており、七年も精神科医にかかっている。その癒せぬ心の空家を埋めるがごとく、中島みゆき『あの娘』並に色んな名前の女を、自慢のヘリに乗せ、NYの空を旋回、口説いてはベッドイン。ところが、最近、ハリー・ケラーマンと名乗る男が、女たちや友人に電話をかけては悪評を流すため、孤立、そのせいもあり彼は不眠症に悩まされていた。やがて交錯する昼と夜、過去と現在、夢と現実を、彼は夢遊病者のごとく彷徨う。ケラーマンを見つけるために、愛すべき人を見つけるために、失った自分を見つけるために…「ケラーマンって誰なんだ?なんで奴はオレについてヒドいことを言うんだ?」―一般的な作品評価は低いが、中堅女優バーバラ・ハリスがアリソン役の演技で高い評価を得オスカー候補に。ホフマン主演ながらレア未公開作品。
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