[あらすじ] 次郎物語(1987/日)
時代は昭和初期。佐賀の士族の本田家。そこに生まれた次郎は、母お民(高橋恵子)が体が弱く乳が出ないので、乳母として村人お浜(泉ピン子)に預けられる。がそれも6年も経ち本家に戻すも、お浜になついた次郎本人が嫌と言ってきかない。何度も走って逃げる有様だ。業を煮やした本家の大奥様、次郎の祖母(大塚道子)は、猫可愛がりするお浜にも責任があると、お浜一家の貧しさに付け込んで、米の配給を止めると言い出す。さすがにお浜も泣く泣く承知をするのだった。(もう少し続きます)
本家に来た次郎に、祖母そして母お民は徹底した良家教育をしつけようとする。がことごとく反発する次郎だった。
父親の俊亮(加藤剛)は遠方の役所勤めで週に1回しか家に戻って来なかった。が、家の中で孤立している次郎を見て、その都度次郎を庇いながらも男としての教育をするのだった。 さだまさしの歌〜♪男は大きな空になれ、男は大きな河になれ♪。
次郎も中学生に、大人になるにつれ、世の中のいろんな面を見聞きすることになる。がその不幸は本田家にも訪れようとしていた・・・、110分。
下村湖人の有名な教養小説「次郎物語(‘36〜54)」の第1部(5部迄あり未完)の映画化。本作までに4回映画化されている。
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