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[あらすじ] 黒い瞳(1987/伊=仏=露)

ギリシャ〜イタリアの船中、ロマーノ(マルチェロ・マストロヤンニ)は パベル(Vsevolod Larionov)のロシア訛りに懐かしさを感じ、 「Собачка(サバーチカ)!」と声をかけた。 ふたりは意気投合、身の上話に花が咲き、 ロマーノは懐中から一枚の写真を取り出した。 「これが妻のエリザ(シルバーナ・マンガーノ)。銀行家の娘でね。 私は財産目当てと言われてね・・・。 ごたごたから逃げた湯治先で 小犬を連れたロシアの御婦人(アンナ:エレナ・ソフォノバ)に会ったんだよ・・・。そう、黒い瞳の・・・」 キャメラはそのままロマーノの思い出写真の中に フレームインしていく・・・。
マグダラの阿闍世王

原作はアントン・チェーホフの「小犬を連れた貴婦人」。 ほかの作品も下敷きになっているらしい。

芸術性、娯楽性を兼ね備えた希な作品。

87年カンヌ映画祭主演男優賞(マルチェロ・マストロヤンニ

(評価:★5)

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