[あらすじ] みな殺しの歌 拳銃よさらば(1960/日)
刑務所帰りの青年恭介(水原)は唯一の心の支えであった兄・耕三(平田)を何者かにひき殺され絶望する。兄嫁(島崎)の誘惑を嫌って街を徘徊する恭介は兄の財布に入っていたロッカー・キーからドイツ製拳銃ワルサーP38を手に入れ、耕三の親友でボクシングジムを経営する障害者の坪田(仲代)から一年前のピストル銀行強盗事件について聞き出す。奪った金は千五百万円。犯人は七人。耕三も坪田も、耕三が死んだ日に耕三を電話で呼び出した田辺(丹波)という男もメンバーの一人であった。拳銃の力に魅了された恭介は兄の復讐を決意する。 寺山修司の脚本家デビュー作。原作は大藪春彦で『野獣死すべし』に続いて須川栄三が監督した。<東宝/90分/白黒/スコープ>
(町田)
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