[あらすじ] 地獄(1999/日)
『ゲンセンカン主人』『ねじ式』で復活した鬼才・石井輝男が新東宝時代の盟友中川信夫の『地獄』を大幅に改編し現代に蘇らせた問題作。法の目を潜りぬけようとする実在の極悪人達に輝男ちゃんの怒りが炸裂する。 <石井プロ=オーピー映画/101分/カラー/ワイド>
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。
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元在家信者で女子高生のリカ(佐藤美樹)は町で遭った老婆(前田通子:実は閻魔大王)に招かれ地獄巡りツアーをすることになる。地獄では殺人マニアのM(平山久能)やリカのいた教団の教祖(和田洋一)らが文字通り地獄の刑罰を受けていた。更に地獄の奥地へと進むリカとツアコンの摩子(斎藤のぞみ)はそこでポルノ武士の忘八こと明日死能(丹波)さんを見つける。
石井プロ第三回制作作品で監督もプロデューサーを兼任しているが、総指揮に当たったのは大蔵映画、東活プロで400本以上のピンクを監督している大物小林悟。また、監督と特に懇意である丹波哲郎の他にも、浅見比呂志、若杉英二といった新東宝俳優、東映任侠異常性愛路線の脚本家掛札昌裕氏、日活ロマンポルノの脚本家桂千穂氏、映画ライターの木全公彦氏が応援に駆けつけている。
尚、監督は撮影に際して身の安全を確保するためボディ・ガードを雇ったそうな。
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