[あらすじ] 異邦人(1968/仏=伊=アルジェリア)
太陽がまぶしかったからという理由でアラブ人を撃ち殺すムルソーマストロヤンニ。自身の存在・自由を問いかけ、管理社会で異邦人として生きる方法を−法律を回避し、無関心の中に閉じこもり、不合理の中に逃げ込め。というカミュの原作を「挿絵」を入れるように忠実に、あまりに分かりやすく映画化。しかし、「原作に忠実に」の遺族の強い要望で、ヴィスコンティ独自の映画化ができずに、不本意な映画化とも。しかし、この解りやすさは、また見事にカミュの真実を追究できた結果ともいえる。
(ALPACA)
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