[あらすじ] タイム・マシン 80万年後の世界へ(1960/米)
空間移動を研究していた科学者ジョージ(ロッド・テイラー)はついにタイムマシンを完成させた。試運転で自信を得た彼は未来へと向かう。長い時間旅行の末に辿り着いたのは80万年後の地球で、人類は地底に住む凶暴な“モーロック”と地上に住む“イーロイ”という人種に分かれていた。やがてイーロイの女性・ウィーナ(イベット・ミミュー)と仲良くなったジョージだが、彼らイーロイがモーロックの下僕と化し、「文明」と呼べるものが無いことを知り愕然とする。ジョージは彼等を、そして未来を救うため、一人モーロックに立ち向かうのだった。(カラー・シネスコ103分)
H・G・ウェルズの古典的SF小説を、50年代SF映画の火付け役ジョージ・パルが映画化。本作でパルは5本目のオスカーを獲得するが、過去の受賞作『月世界征服』『地球最後の日』『宇宙戦争』『親指トム』そして本作に至るまで、全て特殊効果賞によるものだった。50年代SFを支えてきたパルゆえの功績である。
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