[あらすじ] 式日(2000/日)
映画監督として一応の成功をおさめたものの、次作以降へのモチベーションを失ってしまった「カントク」(岩井俊二)は、線路に横たわる少女(藤谷文子)と邂逅する。彼女は言う、「明日は私の誕生日なの」。しかしいつになってもその日は訪れない。少女は永遠の明日に向けて奇妙な儀式を繰り返す。カントクは少女と言葉を交わしあい、彼女の心の闇に少しずつ触れてゆく。肉親の死。そのもとから逃げ出してきた母(大竹しのぶ)への愛憎。カントクは、その不安を少しずつ摘み取ってゆこうとする。〔徳間=スタジオカジノ/128分/カラー/シネスコ〕
(水那岐)
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