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[あらすじ] どら平太(2000/日)

或る小藩の町奉行所。書役の中井勝之助(うじきつよし)と市川六左衛門(尾藤イサオ)は記録する。「新任の町奉行 望月小平太殿、いまだ出仕なし」… 江戸での悪評から早くも「どら平太」と呼ばれつつ、待ちわびる人々を尻目に当の小平太(役所広司)は、とっくに藩の吹き溜まり地区「壕外(ほりそと)」に潜入、勝手に捜査を開始していたのである。密輸・売春・賭博が横行する壕外が、大河岸の灘八(菅原文太)・巴の太十(石倉三郎)・継町の才兵衛(石橋蓮司)の3人に牛耳られていると判明。さてどら平太、こいつらをどう料理してやるか? そこへ江戸からはるばる小平太を追い駆けてきた芸者こせい(浅野ゆう子)が現れて…。〔カラー/111分〕
死ぬまでシネマ

原作は山本周五郎の「町奉行日記」(新潮社刊)。1959年に鬼才三隅研次によって勝新主演で『町奉行日記 鉄火牡丹』として一度映画化されている。◆ 2000年ベルリン国際映画祭特別功労賞(市川崑)/2000年日本アカデミー主演男優賞(役所)・助演男優賞(片岡鶴太郎)・撮影賞・照明賞(下村一夫)・美術賞・編集賞(長田千鶴子)受賞。

(評価:★4)

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