[あらすじ] 野良猫ロック マシンアニマル(1970/日)
混迷するベトナム戦争を背景に2人の男(藤竜也・岡崎二朗)がヨコハマにやって来た。彼等は脱走米兵を匿いスウェーデンへの密航を企てていた。その財源LSD500錠を狙ってマヤ(梶芽衣子)率いるスケバン一派が奪取を試みるが、男たちの心情に共感し日本脱出の手助けをすることになる。だが、佐倉(郷えい治)率いる「ドラゴン」と名乗る不良バイク集団が争奪戦に参加し事態は混迷を極めていく。シリーズ第4作で長谷部安春が再びメガホンを握り、助監督には田中登がついた。<日活/82分/カラーワイド>以下トレビア
★★★本作におけるトレビア★★★
☆ゴーゴーバー「アストロ」は横浜元町に実在した店です。
☆実名で歌手役出演をし宇崎竜童作曲の2曲を熱唱した太田とも子は梶芽衣子の実妹です。
☆グループサウンズのズーニーブーがライブで演奏した曲は「ひとりの悲しみ(作詞:阿久悠 / 作曲:筒美京平)」この曲は後にタイトルと歌詞を変更されて「また逢う日まで」として尾崎紀世彦が唄い翌年のレコード大賞を受賞しました。
☆スケバングループのメンバーの中の黒沢のり子は後のにっかつロマンポルノの傑作『人妻集団暴行致死事件』で有名ですが、その監督は本作で助監督を務めた田中登でした。
☆同じくメンバーの市川魔胡は後に松田英子として『愛のコリーダ』の主演女優になります。本番演技が話題になり、作中で男の性器を切り取りますが、切り取られる男優とは本作の藤竜也という因縁です。
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