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[あらすじ] ノー・マンズ・ランド(2001/伊=英=ベルギー=仏=スロベニア)

2002年アカデミー賞外国語映画賞、ゴールデングローブ賞外国語映画賞、2001年カンヌ国際映画祭脚本賞など、12カ国で17の賞を受賞。 1993年、内戦下の旧ユーゴ、セルビア軍とボスニア軍が膠着状態で対峙する間に「No Man's Land」と呼ばれる中間地帯があった。ある日のこと、セルビア兵1人とボスニア兵2人がこの中間地帯の壕に取り残され、しかもボスニア兵1人は倒れた体の下に仕掛けられた地雷を起爆させないため、身動き一つ取れなくなってしまう。お互いがお互いを憎しみ合いながら、状況を打破するために時には脅しあい、時には力を出し合う両者。→
むらってぃ大使

一方、お互いの兵士が一箇所に取り残されていることを知ったセルビア・ボスニア両陣営は、UNPROFOR(国連保護隊)による救出を要請するが、多くの国の寄せ集め部隊である国連はなかなか救出作業に取り掛からない。同時に、国連の無線を傍受したメディアがこの状況に気づき、全世界に映像を生中継しようとするのだが…。

緑にあふれたボスニアの自然の風景(実際にはこんなところばっかりではないです)と、戦場と化したNo Man's Landの壕の中の荒廃の対比が鮮やか。

(評価:★5)

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